参加者8人。 前半は9月23日から25日まで開催された第109回日本エスペラント大会の報告や感想などをエスペラントで話しました。会場に3日間行った人も会場とネットhibrideの人、すべてネットで参加した人それぞれ楽しんだようです。 久しぶりの現地参加でLa esperoをうまく歌えなかったという人がいたので、当会のザメンホフ祭で歌をやろうということになりました。オンライン実施なので皆家で画面に向かって歌うようになりますが。他にmilito servoなどロシアの状況が更に難しくなったて来たので、ペテルブルグからの参加者に話を聞きました。 後半はVojaĝo kun Katrinaの最後の課(第19課)を読みました。地図を見ながらBjalistokoとVarsovioの位置関係やGloriaの父親の出身地Gambioの位置を確認。Veteranoの方たちがかつて世界大会に参加した時の話などしてくださいました。 次回からKatrina malfruasを読みます。
Aŭtoro: kaneko
参加者8人。 前半は最近の出来事についてのエスペラントで話しました。Sabata kunsido、 誕生日会とミニチュアピンシャー、夫婦喧嘩、Esperanta Kurso de Anna、Videoludo 、低山登山、孫のリモート授業、旧友の死など。 後半はVojaĝo kun Katrinaの第19課を読みました。気になる表現としては”montri al bildo …”普通の他動詞としての ”montri ion al iu” と違って、「指し示す」という意味で見せるものをalの後ろに置いています。誤解を避けるためにalmontri al ioの方が良いそうです。他に”pri la nacioj kaj lingvoj de la tiama Bjalistoko”という部分に関してnacioとpopoloの違いは何かという質問が出ました。これについてはとても難しく、あまり深く考えると国とは?国民とは?と考えてしまいます。ザメンホフの時代と現在、ヨーロッパと日本でも感じ方が違います。 お話では少女たちの出自の多様性に触れスウェーデンの移民の多さを感じさせます。先日のスウェーデンでの選挙の移民排斥を掲げる党も含む右派が勝利を収めたというニュースを聞いて、このお話に思いをはせた人もいました。
参加者9人。 前回と1週間しか間があいていないのけれど、それなりに出来事はあったようでうす。 孫の初めての帰省、サッカーで引っ越し、足尾銅山、銅のスプーン、サンクトペテルブルクの天候など、エスペラントでおしゃべりしました。 後半はVojaĝo kun Katrinaの第18課を読みました。いたずらはちょっとどうなの?と思ったけれど、少女たちの心情を思うと切ないですね。 la virinoj kaj knabinoj という表現が出てきてなかな上級のlaの使い方です。どうしても両方にlaを入れたくなります。 ”Ŝajnas, ke” 、”trovi ion -a”など便利な表現の練習をしました。
参加者7人。 約1ヵ月ぶりの例会です。 20年ぶりの旧友、夏休みとエスペラントイベントへの参加、Duolingoのイベントとロシアでショッピングモールに開戦後初めて行った話、帰省できない夏休み、楽しいデイサービス、契約農家の無農薬野菜などのテーマでエスペラントでおしゃべりしました。 2人の方がネットでの海外のエスぺランティスト主催の講座に参加していて、刺激されます! 後半はVojaĝo kun Katrinaの第17課を読みました。携帯電話を外国の友達にプレゼントするシーンがあって、契約者は?通信料は?など疑問が出ました。10年以上前のヨーロッパの携帯事情どうだったのでしょうか? “de monato”という表現が出てきました。de nun とかde longe はよく使うけどmonatoといっしょだとわかりにくいですね。de antaŭ の意味で時間の経過を表せる、便利な用法です。 pluiという動詞も出てきました。あまり使わないけど意味はわかるので見過ごしてしまいますが、自動詞だそうです。
2022 somero n-ro 1
VERDA GEMO
参加者8人。 埼玉エスペラント会会報 La Verda Gemo 2022年夏号のウェブページが完成、公開にむけてメンバーが確認しました。 その後この2週間の出来事を発表、デイホーム、手作りマヨネーズ、AIとエスペラントでチャット、筋トレ、コロナ感染、Eventa Servoからkunvenoに参加した報告など。 また、岐阜県恵那市のエスペランティストのお知り合いが出版した本を紹介してくださいました。Julian Modestの”Ni vivos!”の対訳本でザメンホフの末娘リディアのお話だそうです。 後半はVojaĝo kun Katrinaの第16課を読みました。指導者の方が欠席だったので、皆であれこれ言いあいながら学習しました。
長いエスぺランティスト人生のあれやこれや その1
VERDA GEMO 2022 printempo n-ro 1 その1 その2 その3 その4 その5 その6 Sanjo 私がエスペラントと関わりを持ったのは1969年夏のこと。横浜にあった神奈川県立外語短期大学(数年前に廃校)で英語を専攻する1年生のときだった。英語会話の授業の講師は、県内にある米軍基地の将校の奥さんだったそうで、教職の経験があったのかどうか定かではない。私は、福島の田舎育ちの、英語大好き、ミーハーな女子だったので、横浜という都会で英語が勉強できることに満足していた。英会話の講師が、英語ネイティブであれば、その人がどういう人かは気にならなかった。 さて、その講師が出した夏休みの宿題が、世界共通語について、英文でレポートを書きなさい、というもの。世界共通語?英語に決まってる?そのとき、小学校6年の時に新聞で見た「きょうは何の日」のコラムで、エスペラントという世界共通語があるということを読んだ記憶が蘇った。おそらく、ザメンホフの誕生日12月15日の記事だったのだろう。さらにラッキーなことに、外語短大には毎月La Revuo Orientaが送られてきていて、それが毎号図書館を入ってすぐの書棚に置いてあった。というわけで、世界共通語としてエスペラントがあるじゃないか。なら、調べてレポートを書こう、ということで、JEIに電話をすると、横浜と横須賀のエスペラント会を紹介してくれた。レポートには、世界共通語として作られたエスペラントということばがある、英語だけが世界共通語ではない、とか書いて提出したのかもしれないが、もう覚えていない。とにかく、自分でエスペラントとはどういうものか確かめることにして、学習を始めた。当時の下宿先から通うのに便利な横須賀エスペラント会に入れてもらって、夕方アルバイト先から、横須賀共済病院の一部屋で行われていた例会に通い出した。 会には、お医者さん、古本屋さん、公務員、お寺の娘さんなど、いろいろな人がいて面白かったのだが、幸運だったのは、会で指導していたのが松葉菊延さんだったこと。松葉さんは、エスペラント界で有名な方で、本も何冊か書かれ、当時は難しかったソ連邦エストニアに有名なエスペラント詩人のHilda Drezenを訪ねる海外旅行をしたり。指導も厳しくて、ここで鍛えられたことは私にとってとてもよかった。基本的なことをおろそかにしないこと、とか、固有名詞の呼び方とか。会では厳しく指導していた松葉さんが、会が終わってから夜向かう先は、雑居ビルの階段を地下へ降りた先のキャバレー。遊ぶためではなく、そこで経理の仕事をしていたとか。わたしたちは、いつも顔を見合わせて見送っていた。 短大卒業まで、わたしは横須賀エス会で学習しながら、首都圏の若いエスぺランティストが企画したハイキングに参加したこともあった。桜木町で行われていた横浜エスペラント会(当時)に行ってみたこともある。 この後の私のエスペラント人生は、一旦途切れる。 (続く)
エスペラント、日本語、そして……
VERDA GEMO 2022 printempo n-ro 1 その1 その2 その3 石川尚志 エスペラント(以下E-o)と日本語にはどんな共通性があるだろうか?もちろん、どちらも人間の言語だから、同一の事象や感情を表現する働きがある。だがこれから問題にしようとするのは、英独仏のようなよく知られた現代の有力な言語(主として印欧語族)にはあまり見られない特徴が、エス語と日本語の間に存在し、そしてそれが言語の本質や起源にまでつながっているのではないかということだ。 E-oは文法・語彙の90%以上を印欧語族から借りているが、計画言語なので言語系統論上、エス語が印欧語族に属するとはいえないようだし、日本語をモンゴル語や朝鮮語のようなアルタイ語族に含めるかどうかは別として、互いに遠い存在であることは明らかである。 類型論からいえば、日本語もE-oもトルコ語などと同様に膠着語に分類され、中国語やベトナム語のような孤立語、ラテン語、ドイツ語、ロシア語のような屈折語と対比させられるが(J.Wells, Lingvistikaj Aspektoj de Esperanto)それだけの話で、そこからなにかが引き出される訳ではない。 音韻については、E-oも日本語も母音が5個であって、英、独、仏、中国語、韓国語などの発音に悩まされる日本人にとっては有難いが、ザメンホフが学んだロシア語、ラテン語、ヘブライ語なども5母音ということなので格別な意義はない。 以下で私は、「中動態」と「主語無し文」という二つの概念によって日本語とE-oを対比させ、そこから何が見えるかを探ってみたい。私の議論は、主として(多くは日本の)言語学者や哲学者の記述に基づき、E-oに当てはめているが、もとより私は言語学も哲学も正式に学んだことがなく、単なるつまみ食いなので、とんでもない誤読や誤解、牽強付会があるかもしれないことをお断りしておく。 早速、中動態の検討に進もう。中動態は、現代の印欧語族にはほとんどみられないが、日語とエス語ではありふれた表現であり、対応する表現が多い。 Taro rompis la tason. 能動態 太郎が 茶碗を壊した。 La taso estis rompita de Taro. 受動態 茶碗が 太郎に壊された。 La taso rompiĝis. 中動態 茶碗が 壊れた。 E: Mi naskiĝis en Tokio. 中動態 私は東京で生まれた。 英: I was born in Tokyo. 受動態 独: […]
Mia legado
VERDA GEMO 2022 printempo n-ro 1 Jokano 【要約】ネット上で読める25の短い小説を読んでいます。難しいものもありますが、Youtubeの解説が私の読書を深めてくれます。 De la lasta jaro mi partoprenas en legoklubo de San-Paŭlo. ― Mi mensogis. Mi nur spektas filmojn de ĝia kunveno en jutubo. Ili ĉiufoje diskutas pri unu novelo el 25 klasikaj Esperantaj noveloj elektitaj de Sten Johansson. La novelaro konsistas el 25 mallongaj noveloj verkitaj de diversaj […]
参加者8人。 ZoomではなくJitsiで行いました。音声が少し乱れますが、画像を消すと少しよくなるので画像を消して使いました。 前半はエスペラントで近状報告。DuolingonoのRetkurso、本屋大賞受賞作品『同士少女よ敵を打て』、アップルウォッチ、資格試験、安倍元首相銃撃事件とカルト教団についてなど。エンペラントで話さなければならない環境で母国語で話すことをkrokodiliと言いますが、由来は何なのかという質問がありましたが、誰も分かりませんでした。Vikipedioにも複数の由来は書いてありますが、結局よくわからないようです。他にaligatori (エスペラントでもなく自分の母国語ではない他の言語で話すこと。aliが係っている)、kajmani (その場の他の人が誰も分からない言語で話すこと)などもあることを知りました。 後半はVojaĝo kun Katrinaの第15課を読みました。