参加者7人。荒川知水資料館amoaと岩淵水門に行きました。
2019年10月12日、台風19号は強い勢力を保ったまま伊豆半島に上陸しました。そのため私たち埼玉エスペラント会のメンバーもLKK(開催地組織委員会)として、時間をかけて準備を進めてきた第106回日本エスペラント大会は、10月12日から3日間の予定が13日午後3時からの開始になってしまいました。
13日9時50分には、荒川と隅田川を仕切る岩淵水門は氾濫危険水位まで53センチという危険状態にありましたが、偶然にも引き潮が重なり、難を逃れたそうです。もし岩淵水門がなかったら、都内の広い地域が浸水の被害にあい、大会は実行は不可能になったでしょう。埼玉県内の流域は彩湖などの洪水調整地が守ってくれました。
その岩淵水門の前身の旧岩淵水門(通称赤水門)や荒川放水路建設は青山士が指揮しました。青山士は大河津分水路の竣工記念碑と和田峠・旧道トンネルにエスペラントの碑文を残したため、エスペラント界ではよく知られています。新旧岩淵水門を眺め青山士について学ぶのが今回の遠足の目的です。
10時に赤羽に集合、20分ほど歩いて荒川知水資料館amoaへ到着。amoaでは職員の方が荒川と治水について丁寧に解説してくださいました。埼玉県に広い流域がある荒川とその支流には皆それぞれ縁がありながら、知らないことも多く興味深く聞きました。青山士の紹介動画や展示を見て、3階から荒川を眺めました。その後旧岩淵水門の上を通って荒川赤水門緑地に行き散策しました。
再び20分歩いて赤羽に戻り、“せんべろ”で有名な赤羽飲み屋街で昼飲み。しばらくネットでの活動が続いていたので、久しぶりの対面のおしゃべりを楽しみました。


