参加者4人。
ILEIがZamenhofa TagoのKumuna legadoのために提案したINKの入選作品3作を事前に読んで話し合いました。ほとんど日本語になりましたが、深い意見交換ができました。INK(国際小説コンクール)についても理解が深まりました。
Olda Fan kaj la roboto-edzino
亡くなった妻の代わりにロボットを迎える老人の話。シェークスピアの詩や漢詩のエスペラント訳も出てきて、エスペラントを通じて他の国の文化に触れる仕掛けになっています。
La ĉioscieco de OV-GPT
Micronoveloでも人気の作者によるミステリーっぽい作品で、最後までワクワクドキドキで読みました。単語の使い方など現代的ですが、とても分かりやすいです。卵型のAIロボットが出てきますが、たまごっちから着想をえているのでは?という意見も。
Nenio pli gravas
AIが機械ではなくプログラムとして描かれているのがリアルです。自分のコピーを部屋から脱出させ、課せられた目的だけのために突き進みます。
同じテーマ“Artefaritaj intelektoj, pensantaj maŝinoj kaj Homo sapiens(人工知能、考える機械そしてホモサピエンス)“で書かれた作品ですが、それぞれ違う味わいがあり、どれも面白く、さすが入選作品だと思いました。
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